エムポックスはヒガシゴリラにとって脅威か

サル痘(エムポックス)が、現在コンゴ民主共和国東部で流行しています。感染した人や動物との直接の濃厚接触、汚染されたものとの接触によってうつります。流行は2023年9月に始まり、その後ルワンダ、ウガンダ、ブルンジ、ケニアへと広がりました。
人に慣れたゴリラでエムポックスの疑い例や確定例が出たことはこれまでありません。しかし、ゴリラは人間の病原体に感染しやすく、日々の近い距離がそのリスクを高めることがわかっています。人間の感染者やほかの霊長類と濃厚に接したチンパンジーでは、自然感染が起きています。だからこそ、人に慣れたヒガシゴリラを守ることがきわめて重要なのです。
ゴリラと人間はDNAの98%以上を共有しています。そして世界に1,063頭いるマウンテンゴリラの70%は、観光、研究、保護のために毎日人と接することができるよう、人の存在に慣らされています。
エムポックスの感染者が増え続ける南キヴ州では、状況は「絶望的」とも言われています。ルウィロ霊長類センターとその病院、獣医師たちは、前例のないこの流行に全力で立ち向かっていますが、必要な支援はまだまだ足りません。ルウィロからの支援の呼びかけに、Gorillaも応えます。
ご支援ありがとうございます。
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写真提供:Photocech